転勤は自分の生活に大きな影響を与える出来事です。
- 友人関係
- 恋人関係
- 職場環境の変化
など大きな変化があり、不安な方も多いと思います。
特に転勤がある職場に勤めているといつ自分が転勤の対象になるのか気になりますよね?
そこで今回は「転勤になりやすい人の特徴4選」といったテーマで書いていきます。
私自身、転勤や長期の出張が多い職場で働いてきたことや実際に転勤も経験していることから、転勤になりやすい人の特徴や逆になりにくい人の特徴についても触れていきます。
この記事を読むことにより、なるべく転勤候補に上がらないような社内の立ち回りができるようになると思います。
参考になれば幸いです。
転勤のパターン
まずは転勤になるパターンについて触れていきます。
転勤というと「無能だから飛ばされた」などのネガティブなイメージを持たれる方もいますが、基本的に転勤は組織の活性化や売り上げ向上の施策として出ることが多いです。
- 新規事業の立ち上げ
- 人員補充
- スキルアップのため
- 組織の活性化
以上のように主に新規事業の立ち上げや人員育成、組織の活性化のために転勤をさせるということが多いです。
組織の活性化とはずっと同じ土地で同じメンバーでやっていると業務のマンネリ化が起こることということです。
人材を変えることによって新しい考えや思想を取り入れ、業務のマンネリ化を防ぎます。
またずっと同じ環境で仕事をすることにより緊張感がなくなりミスや損失を防ぐことも目的になります。
転勤が多い人の特徴
転勤が多い人には
「ポジティブな理由で引っ張られるタイプ」と「コミュニケーション不足のタイプ」があります。
- 業績がいい人
- 新規プロジェクトの担当が多い人
- 上司とのコミュニケーションが少ない人
- イエスマンで断れない人
業績がいい
まずは業績がいい人です。
このパターンは出世のためにで転勤を命じられることが多いです。
本人自身も向上心があり、上に上がりたいと思っているためどこの出張も遠慮なく受け入れます。
このような人材は特にどこの部署からも必要とされ、必然的に自分が成長できる環境にどんどん転勤していきます。
転勤先も自分の希望通りになることが多いです。
新規プロジェクトの担当が多い
次にプロジェクト単位で新しい事業に入ることが多い人です。
このような人も出世コースでどんどん新しい事業を任されていきます。
新卒で最初についた上司が新規プロジェクトが多い方の場合、必然的にこのパターンになり自分も転勤が多くなりがちです。
上司とのコミュニケーションが少ない
ここからはコミュニケーション面での転勤になってきます。
成績が悪くなくても上司(特に部長などの管理職)とのコミュニケーションが少ないと転勤の対象になりやすいこともあります。
コミュニケーションが少ないとどこの場所で結果を残していても管理職からしたらあまり変わらないからです。
数字残してくれればいいといった感覚ですね。
地方でも活躍してくれるなら、転勤したい人が多くないので助かる面の方が多いかもしれません。
イエスマンで断れない
仕事中にどんな仕事でも何も考えずにやりますと言ってしまう方は注意です。
押しに弱い人や頼まれたら断れない方は転勤の話をしても渋られないということで候補に上がりやすいです。
基本的には誰が転勤になったら売り上げを取れるかを考えますが、配属を決める人も人間なので頼みやすい人に転勤の話は流れやすいことがあります。
転勤が少ない人の特徴
次は逆に転勤になりにくい人の特徴を見ていきましょう。
転勤をしたくない人はなりにくい人の特徴を捉えることで転勤になるリスクを減らすことができます。
- 上司から気に入られる人
- 転勤をしたくない意向を示し結果も出している人
上司から気に入られる人
まずは上司から気に入られている人です。
気に入られる人は誰がこの部署のキーマンなのか判断し、キーマンを抑えにいっています。
キーマンというと「部長」「出世しそうなベテラン」を味方につけるように立ち回っています。
そのようなキーマンは転勤を決める決定権を持っていたりとにかく部署内で影響力があります。
その人たちに気に入られることにより自分の意見も通しやすくなります。
例えば
転勤をしたくないのなら「首都圏でこういう案件をやりたい」と主張したり
「後輩はこいつをつけたい」と一緒に仕事をする後輩を選べたりといいことづくめです。
ポイントは上司に媚びるのではなく、「上司を頼り、自分の意見も言う」ことです。
頼られて嫌な上司はいないのでどんどん上司を頼り自分の意見をいいやすい環境を作ることが大切です。
転勤をしたくなり意向を示し結果も出している人
先ほどの話と被るところもありますが、自分の意見を言いやすい環境を作っている人がこちらにあたります。
コミュニケーションを円滑にとり、自分の意見も言い、さらに結果も出していれば誰からも文句は言われません。
このように社内での影響力を作ることにより自分の意見を通しやすくなり、転勤になる可能性が低くなります。
またこのような方は上司側も手放したくないのでなんとかここにいさせられるように根回ししてくれることもあります。
部署内で必要とされる人になる
転勤が多い人、少ない人、いろんな特徴がありますが、
転勤をしたくない方は自分のポジションを持つことが大切です。
ポジションを持つためには仕事ができるということも大切ですが、人間関係を円滑にすることが重要です。
仕事の出来は普通だけどなんか気に入られている人っていませんか?
そのポジションにつくことができれば転勤になる可能性は低くなります。
もちろん会社の状況や人員補充の関係で移動になることもありますが、移動候補からは外れやすくなります。
気に入られるといってもただ都合のいい人になることだけは注意しましょう。
いかに上司や部長に「こいつはいないと困る」と思わせるかが重要です。
- 数字、売り上げをとってくる
- 社内のトラブルを解決してくれる
- 下の社員の面倒をよく見て教育してくれる
- 面倒なことを率先してやる
- 飲み会などでいい店を予約して段取りをとってくれる
など売り上げだけでなく人間として、組織として上司にメリットのある行動ができれば重宝される可能性は上がります。
業績に自信がない方は社内での立ち回りを考えてみることが重要です。
まとめ
今回は転勤が多い人の特徴や少ない人の特徴、転勤になりにくくするためにはどうすればいいかといったテーマで書いてきました。
転勤は会社の利益を上げるため、組織の活性化のために行うことが多いです。
転勤になることは友人関係が疎遠になったり、見知らぬ土地に行くという不安もありますが、プラスに捉えると新しいことに挑戦するチャンスでもあります。
ネガティブに考えすぎず何ができるか考えて行動することが大切だと思います。
以上ありがとうございました!
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